現代病と戦うには|双極性障害の特徴を知っておこう

腕を広げる女性

自殺を防ぐためには

カウンセリング

うつ病にも飛び火してしまうおそれのある双極性障害は、早めに病院へ連れて行くことが大切だといえますが、医師でさえ見抜くことが難しいとされているので、家族が気付けるかが問題となっています。また、本人は自分が病気だと思っていないので、病院に連れて行くことも難しいことが多くあります。また、最悪のケースですと、暴力沙汰を起こして警察に呼ばれたり、高額な買い物をしてお店に返金をしてもらったりなど家族が大変な目に合ってしまうので、このようなことになる前に病院へ連れて行くことが大切といえるでしょう。そして、自殺をほのめかすようになると、隔離されベッドに縛られることを承知しておかなくてはなりません。そうでもしないと、双極性障害の患者を落ち着かせることができないだけでなく、医師や看護師にも危害を加える場合があるでしょう。このようなことになる前に最善策を考えるためにも、病院へ連れて行くことはとても重要なポイントとなっています。しかし、本人がいかないとなると、連れて行くこともままなりません。そうった時は、自宅まで来てくれるカウンセラーを呼んでみるのもいいでしょう。

双極性障害には波があり、気分がいい時には薬の服用を勝手に辞めてしまう方が多くみられます。しかし、せっかく医師が処方した薬を一回でも飲まないでいると、効果を得にくくなる可能性があります。また、改善できないだけでなく、今よりも更に強い薬を服用しなくてはならないことになってしまうので、元気な時であってもきちんと薬を飲んでいるか否か知っておく必要があるといえるでしょう。そして、双極性障害は、通常のうつよりも自殺を図るいケースが多いので、よく目を光らせておく必要があるといえます。例えば、自分の腕にカッターやハサミなどの刃物で切り裂くリストカットという行為を始めた場合は、すぐに主治医に連れて行くようにするといいでしょう。また、刃物類を片付けても鏡を割ってその破片でリストカットをしようとします。ですので、自宅でずっと付き合うのには無理があるので、必ず病院に連絡してどうすればいいか相談をしてみるだけでも希望は見えてくるでしょう。双極性障害は患者本人が辛い病気でもあり、家族が辛い病気でもあるのです。ですから、無理して自分で何とかしようとするのではなく、手に負えないと思ったら専門機関に相談することも家族や本人のためになるでしょう。

なかなか病院に行きたがらない双極性障害の患者を無理矢理連れて行かせるのは至難の業といえるでしょう。かといって、デパートに行くから一緒に出掛けようといったのに病院に連れていかれると、患者と家族の信頼が壊れてしまいます。そして、不信感をもってしまった患者は自ら喋ることを諦めてしまうので、余計に症状が悪化してしまうでしょう。双極性障害は、うつよりも自殺率が高い病気ですので、安易な行動は控えるようにすることが得策です。ですので、日頃からきちんとコミュニケーションを取っておき、気分のよさそうな時を見計らって、心配だから念のために病院へ行こうと誘うのが賢明といえるでしょう。あくまで、双極性障害の患者と寄り添うことが大切になってきます。家族であれば、今後も付き合うことになるので、少しずつ正しいコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことによって敵対心をなくし、患者の心の壁を壊すことができるようになるでしょう。